お香の着物つれづれ

金がなくても着物は愛せる、、そう信じてる

卒業式に籠バック

私の子供の同級生のお母さんにナチュラル系服装の可愛いお母さんがいらっしゃいます。

いつも華奢な身体に大きめのシルエットのワンピース、ワイドパンツをあわせていて、似合ってるなぁ、、と思って見ていました。

ナチュラル系の服装に似合う竹の大きなバックを下げていて、テイストが合っていてこれまた良くお似合いです。

私も自然素材が好きなので。 (着物に合うし!) お買い物バックに大きな竹籠素敵だな。と憧れていました。

彼女はナチュリラなどの雑誌に載っていそうな雰囲気がします。

そのお母さん、卒業式にも竹籠バックを持ってきていまして。私、一瞬ドキッとしてしまいました。

流石に今日は違くない?!と人様の格好にケチをつけるわけでは無いのですが変な汗をかきまして。。

こそっと『竹籠は式の最中はやめておいたら?』と話すべきか、、などとモヤモヤしておりましたら、きちんと籠とは別にフォーマルの革バックをお持ちでして。竹籠は椅子の下にそっとしまっていました。

あ、学校の荷物を持ち帰るように大きめの籠を持ってきたんだ。と安心したのと同時にやっぱり素敵なお母さんだな、、、と思った次第です。

TPOに疎い私でさえドキリとした瞬間でした。

今は卒業式だからといってわざわざ礼服を買う人は減りましたね。

セットアップを買って普段より綺麗目にして式に参加する。

賢いと思います。 卒業式に黒スーツ、入学式に明るめのスーツ。 わざわざ1回の為に買うなんて。 それよりは何回か使えそうな物を買って活用する。 今のお母さん達はしっかりしているなぁ、、と思います。

バブル時代に生きてきた世代とは考え方がまるで違う。

おそらくバブル時代のママさん達は先生への感謝の意を込めて礼を表す為にきちんとした姿が大事であるという認識だったのでしょう。

今は衣服で感謝を表すって考えが薄まっている気がします。

でも先生もお若い世代になっているのだからそれでも良いのですよね。

私はバブル崩壊の超氷河期時代に就職したものですから先輩方の何でもかんでも良い物を着る、、という考えについていけなくて辛い思いをしました。 手取りが少ないのにそんなに良い物を要求されても、、、こっそりバイトをしたりしてお金を工面しました。

お化粧品、ネイル、ゴルフ、飲み会、ブランドバック、、、私服もそれなりのを着なさいといわれても全然お金足りなかったなぁ。。

なので、カジュアルな物を綺麗目に着るという考えは若い世代のお母さん達であれば全然良いと思うのです。

、、、しかーし!

中年に安い服装、イタイ、痛ーーい。

私みたいにはち切れそうな豊満なボディに シンプルでチープなスーツを纏ってごらんなさい。

春巻き? クレープ??

中にいるゴージャスな素材を やっすいラップか、紙で包んでいるかのような危うさ。

違和感があると、とにかく目につく。

その結果目立つ。 悪目立ちってやつですな。

集団に馴染むには目立ってはいけないのです。 違和感を消すにはそれなりのスーツをそれなりの無難な素材にして着る。

中年ならばツイードのスーツが良いと思うのです。 それか質感で良いものと分かる代物。

中と外の調和が取れないと本当にキツイ。。

これが中年化現象というものですね。 年老いて大きめアクセサリーをつけるのは自分が萎びたから、、と言いますけれど。

女性として貫禄がでたからこそ 釣り合う素材=宝石を身につけているのですね。

最近思うのですがふくよかな女性は魅力的なんですよ。 自分が肥ってきたから言ってるか?と問われるとまぁ、ぶっちゃけそうなんですけれど。

痩せている人もおしゃれな人は良いのですけれど、痩せてヨレヨレの服を着ている人は見ていて悲しくなる。

肥えていてヨレヨレの服を着ている人は 『あー。食べるのが好きなのね』と、思う。

ふくよかな女性は安らぎなのですよ。 うん。

、、、言い訳。

、、、言い訳じゃい!!!!

お菓子食べるための言い訳なのよおおお!!!

と、言うことで籠バック良いですね。

ハイっ!!!雑にしゅうりょ〜う

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